2008年5月6日火曜日

鯉のぼり 登竜門越え 龍になる


長野の松本市にある旧開智学校(明治の建物)へ行ったとき、
教室の戸に鯉の滝登りの彫り物があって、
こうやって教育したんだ〜って、妙に感心した。
わが子を見ていて思うのは、夢も大志もないということ。
明らかに人間が変わったのは、バブルの時だよなぁ。
努力した人より、都会に土地を持っているだけでお金持ちになり、
その人たちは働かなくても豊かな生活ができる。
人は生まれによって、努力で埋められない差があることを、
無言のうちに教え込んで…、
もう片方で、アジアやアフリカの貧困層、
崩壊した社会主義諸国やアメリカの貧困層も見せ…、
その積みあげで、
夢や大志を奪っていったんじゃないのかなぁ…?

鯉のぼりを見ながら、頭の中を整理していました。
そうそう、
江戸時代はシンプルな鯉のぼり、なんで今は派手?
昔は、ただの竿に黒い鯉が1匹ついていたのに、
この置物になると、上に風車があって、鯉には人が付いている。
次に、吹き流しがついて、鯉の数が増えていくんだよね。
私が子どもの頃は、2匹が基本だったような気がする。

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