昔、給料が銀行振込でなかった時代、
黒い大きな鞄を持ってくる人がいた。
給料をもらうと、銀行へ直行し、全部5円玉にしてくる。
100枚ずつビニルに包まれた筒のようになっていて、
その人は、その筒を一つずつのぞいていた。
で、時折、ビニルを破って穴なしの5円玉をよけていた。
一通り終わると、また、その5円玉を違う銀行へ持っていって…と、
何度も繰り返していた。
あとで聞くと、穴なし5円玉は、
20円程度で売れるという話だった。
まぁ、大卒の初任給が10万円に満たない時代のことですが…。
この5円玉をみると思い出します…。
0 件のコメント:
コメントを投稿