放射性物質は電球、放射線は光。
そう考えると、わかりやすいかな?
原発事故で、様々な放射性物質がばらまかれました。
目に見えない小さな電球があちこちにゴロゴロしている状態。
その電球の光を計るのがガイガーカウンターです。
カウンターの数値があがるということは、
近くに放射性物質(電球)があるということで…、
電球に近づけば近づくほど、光は強くなります。
だから地面に近いほど数値が高くなる…
小さい人の方が危険が大きくなります。
また、数値が高くなるということは、そこに放射性物質があるということであり、
空中に漂っていれば、鼻や口、肺から体内に吸収されることになります。
体内に入れば、まさに細胞の横で放射線を出し続けるのですから、
レントゲンのように、外から一瞬あびるのとは比較にならない被曝を、
長期にわたり続けることになり、ガン等のリスクが高まります。
体内被曝を考慮すると、年間 0.5mSv 以下の環境が望ましいそうです。
0 でないかぎりリスクはありますが、
もともとガン細胞は、誰の体内にもできたり消えたりしているものなので、
年間 0.5mSv 以下の場合だと、身体の持つ修復力で解消できるレベルのようです。
■ 年 0.5mSv = 500μSv ≒ 1日 1.37μSv ≒ 1時間 0.06μSv
→ 福島駅前のホテル7階での線量が、0.09〜0.12μSvでした… 危ない…
ただ…
食品からの摂取等を考えると、すべて足し算していく必要があるので、
限りなく 0 になるよう、気をつける必要があります。