2021年11月15日月曜日

鵡川近郊のトーチカ(09/13)


トーチカ точка/tochka ロシア語
ロシア語で点の意味。1930年代前半にソ連軍が日本軍の侵入に対抗して満州(中国東北部)との国境線に沿って配備した鉄筋コンクリート製の恒久的火器陣地。
日本軍ではこれを特種陣地と称した。厚さ1.5~2.5メートルのコンクリート壁の内部に機関銃、火砲、高射砲、観測器材を収容し、独立または複数の連繋(れんけい)射撃によって火力の拠点とし、また逆襲攻撃の基点とする。大きな司令トーチカは数階建ての建物内に指揮設備、通信設備、居住設備が整い、周辺のトーチカ群との間を地下道で結び、鉄条網、地雷原との組合せで強力な要塞(ようさい)となる。
その後、日中戦争の中国軍、ヨーロッパ戦線の独・仏軍、太平洋戦線の日本軍がトーチカを構築している。トーチカ攻撃には、大規模な砲爆撃が正攻法で、近距離からの銃眼射撃、爆薬の投げ込み、火炎放射器による攻撃も効力がある。  [寺田近雄]

ポチッとしてね (^o^)
にほんブログ村 写真ブログ いろいろな写真へ

0 件のコメント: