お盆になると、七尾の港から能登島へ船で渡った。
ボロい方の船は、甲板にいると波をかぶることもあって、
荒れた日は、とっても怖かった…。
エイが飛び込んできたことがあって、今でもハッキリ覚えている。
島では、急病人がでたら困るのはもちろんだけど、
普段の生活でも、自給自足じゃなかったから、
生活必需品…特にお盆なので、贅沢な食品などは、
ほとんどが七尾へ買い出しにいかなくちゃいけない。
せっかく出かけた七尾で買い物を忘れたら、半泣きです。
和倉から橋がついて、自動車で行き来できるようになってから、
自動車のある人たちは便利になったんだろうけど、
料金のことも考えると、どうもいまいちだった。
高校への通学や通勤には便利になった。
実際、能登島の高校生用に七尾には下宿屋が何軒もあった。
で、中島からの橋がついて、両方とも橋が無料になった。
便利にはなったんだけど…。
能登島の風情が急速に薄れて、ただの田舎になった気がする。
ある程度隔離されたというか、行き来に不自由な方が、
風情が残る気がします。 … 将来は離島に住もうかなぁ〜
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