2016年1月11日月曜日

カレーの市民



私は、考える人より考えさせられた。
ちょっと、ロダンのファンになった。
[解説]
ロダンの「カレーの市民」は1347年、王位継承問題を名目に起こった英仏間の100年戦争を題材にした作品で、戦争の最中イギリスのエドワード3世はカレー市を包囲し、市民の代表が町の城門の鍵を持って降伏する事を条件に攻撃を止めると宣言しました。
その宣言に従って、城門の鍵を持って降伏の意思表示ををし、身をもって市民を救った6人を賛美する像ですが、ロダンは記念像としてではなく、死に直面した男たちの恐怖や苦悩を表現しました。
その人間的な解釈や表現が、容易に受け入れられず、完成後7年間は設置されませんでした。

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