2011年3月29日火曜日

飛び立つ…


カワラヒワの飛び立つ瞬間…
ちょっと葉っぱが邪魔ですね。
しっかり、目視されているような気がします。
ちなみに、秋に撮った写真です。
最近は、写真を撮る余裕がない…

今日、このニュースは心が痛む…

福島県須賀川市で、野菜農家の男性(64)が自ら命を絶った。福島第一原発の事故の影響で、「摂取制限」の指示を出した翌日だった。遺族によると、23日にキャベツの摂取制限指示が出ると、男性はむせるようなしぐさを繰り返した。

男性は30年以上前から有機栽培にこだわり、自作の腐葉土などで土壌改良を重ねてきた。キャベツは10年近くかけて種のまき方などを工夫し、この地域で は育てられなかった高品質の種類の生産にも成功。農協でも人気が高く、地元の小学校の給食に使うキャベツも一手に引き受けていた。「子どもたちが食べるも のなのだから、気をつけて作らないと」。そう言って、安全な野菜づくりを誇りにしていたという。

遺書はなかったが、作業日誌は23日までつけてあった。長女(41)は「こんな状態がいつまで続くのか。これからどうなるのか。農家はみんな不安に思っている。もう父のような犠牲者を出さないでほしい」と訴える。


原発敷地内では、プルトニウムも検出されたようですね…

自然界では存在しない、物質。放射線を出さなくなるまでには、何万年もかかる物質…

生きているうちに、本当に安全な土地になることはないだろうなぁ…

3 件のコメント:

さんのコメント...

今の世の中、何をしても安全な世の中にはならない気がします。
危険と隣り合わせの未来は、私達が作ったのかも知れませんね・・・

いちろう さんのコメント...

でべそぴよこ さんが投稿「飛び立つ…」にコメントを書き込みました。

そうですか。。。

とりあえず、自分がしっかりしていないと、何もできないので、
ちゃんと食べて、日常を続けています。
都内の避難所のボランティアに仮登録もしたのですが。
ずっと避難しているわけにもいかない。。。
日常を取り戻すまでに、どのくらい時間がかかるのかしら。

同い年の知り合いの女性。
結婚してすぐに子宝に恵まれ、出産。その娘が2歳の時に、旦那さんが病死。家庭の事情もあって、実家には頼れず、ひとりで頑張って子育てしていた。2年後、阪神大震災。焼けだされましたが、命は助かった。
娘は今年成人式でした。
でも、、今、その女性は、お酒が手放せない。お酒の飲み過ぎで、目も悪くした。
関西でも、震災は、終わってない。
ずっと、続いてると感じることがあります。。。。



投稿者: でべそぴよこ 、ブログ名: 自己満足の写真と日記、日付: 2011年3月29日10:44

いちろう さんのコメント...

危険より安全がいいことは、
誰もが知っていることだけど、
危険と利便性、危険と豊かさ、危険とお金…
危険と安全の間に、違う価値を入れると、
いつのまにか、
危険でも便利な生活、
危険でも豊かな生活、
危険でもお金がほしい…となっちゃう。
原発は、
個人の危険、今の自分たちだけの危険で終わらない。
後世に負の遺産を残すことは、避けたかった…。