2007年10月1日月曜日

惣構堀(そうがまえぼり)


金沢城の周りの堀
さらにその周り、町の中にドーナツ状の堀が2つ。
橋場町の交差点あたり、鳴和から城へ向う道の右側。
交差点から尾張町の方へ行くと、
光画社とマムシの黒焼の間や、田村うどんの裏辺りにある
用水みたいな堀が、軍事用につくった惣構堀だそうです。

今、金沢を世界遺産に…という動きがあって、
お城の復元、お堀の掘り返し、石垣の整備…。
そして、惣構堀や遊廓、寺院・神社などを含めて、
街全体を世界遺産にして観光客をよぼうという作戦らしいが、
正直、どうかなぁ…と。

単純に、金沢城趾に大学を残したままにして、
建物をお城風にした方が安上がりで、
街中にも人があふれていたと思うのだが…。

大学が山へ行き、県庁が田んぼの真ん中へ行き、
街は空洞化し、どこも寂れた雰囲気が漂っている。
先が見えずに巨大な建造物をつくっていくより、
昔のものを残して、継ぎ接ぎしていった方が金沢らしい街になったかも?

この写真は、あと何年かしたら貴重な証拠写真かも?
整備するらしいのだが…。両側の家はどうなるんだろう?

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