2007年9月22日土曜日

広い空


秋の空は澄んでいて雲も白く、空が広く感じられる。
納屋の屋根に寝転がって「天高く馬肥ゆる秋」…
などと流れる雲を見ていたけど、
大人になって、
「天高く馬肥ゆる秋」って、漢語では「秋高馬肥」であり、
その昔、中国北方に住む騎馬民族の匈奴が、
秋の訪れとともに南進して辺境を脅かしたことから、
秋は、漢民族にとっての大きな脅威の時期だから警戒しなさい、
という意味のことばだと知りました。

空の青さは…なんて習った時は、
だったら夏に空気が膨張して、夏の方が空が高いのでは?
なんて考えたこともあったけど、
空気の澄み具合は、水蒸気・黄砂などの浮遊物できまるので、
単純に乾燥した時期が空が高く見えるんじゃないのかな?

今年は残暑がやたらと厳しいけど、夏より空が高く感じるのは…
フェーンで空気が乾燥しているから?

4 件のコメント:

オヤジ さんのコメント...

随分昔なんだけど、秋にアメリカへ行った時、空
が高く青く感じたなぁ。
単なる感傷なんだろうか?

いちろう さんのコメント...

 
秋のアメリカなら
大陸から海へ空気が流れはじめる頃だから、
空気は乾燥しているし、
特に西海岸だったら、
空は高くて青いと思うよ。

まぁ、口だけで海外へは行ったことがないが…

オヤジ さんのコメント...

行ったのはニューヨークだから東海岸だね。

今は無きツインタワー最上階のレストランで食事
したんだよなぁ。

冬に韓国へ行った時はガイドが「大陸からの乾燥
した空気が流れ込み…」と説明してたが、アメリ
カのガイドはそんな話をしなかったな。

いちろう さんのコメント...

 
海外へ行っているんだ〜。いいなぁ〜。

基本的に、
周りより温かい空気は上へ上がる。
夏のプールサイドなんかでわかると思うが、
日中は、プール(水)よりプールサイド(陸)が熱い
夜になると、プールの中の方が温かい。
で、これが年間の地球規模だと、
夏は大陸の方が温かいので、
大陸の空気が上へ上がり、
周囲の海から空気が流れ込む。
冬は、海の方が温かいので、
海の空気が上へ上がり、
大陸から海に向って空気が流れる。
ちなみに、上空は逆だけどね。

だから、大陸は、
夏に雨が多く、冬は雨が少ない。
日本は島国で、間に日本海があるから、
冬、天気が悪いイメージがあるけどね。


>今は無きツインタワー最上階のレストランで食事したんだよなぁ。

世の中にはいろんな人がいるもので、
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200603200159501
こんなのを読むのも、また楽しい。

でも、結果的には、9.11で世界が変ったね。

平和共存なんて常識だと思っていたけど、
弱肉強食、支配と服従の流れになってきたね。
いくらなんでも、そろそろブレーキがかかると思うが、
政治的な部分の修正はできても、
経済的な部分では、時間がかかるだろうなぁ…。